今年の冬は暖冬でしたが、これも地球温暖化の影響ではないかといわれています。環境問題はわが国での京都議定書において決定された二酸化炭素の排出量削減は各国のノルマも課せられており、わが国としては、その義務と責任も大いに果たしていかなければなりません。小池百合子前環境大臣も、地球温暖化対策のために、クールビズやウォームビズなどのアピールによって、国民にわかりやすい方法で地球温暖化対策を実現されていました。
私の方では、車と環境について改善策を見出していきたいと考えております。今、青葉区において、車の保有率は神奈川県の中で第一位です。1家に2台以上保有している家も多いのが現実ですが、家庭から排出される二酸化炭素は車からの排出量が3割を占めているのです。自家用車を持っていても、ふだん、あまり使用しない方や、車を排除してその代替用に自家用車から、環境にやさしいカーシェアリング制度に少しずつ切り替えていくことによって、二酸化炭素の排出量を抑え、地球温暖化対策にもつながるようにしたいと考えています。
カーシェアリング制は1台の車を複数の人が共同利用する会員制の仕組み。短時間利用、頻繁に必要としない方にも経済的です。1987年にスイスの学生の間ではじまり、現在ではヨーロッパ各国、アメリカ、カナダで盛んで、シンガポールなどにも導入されています。ヨーロッパを中心に世界の400以上の都市で17万人以上が利用しています。その効果としては、排気ガスによる環境汚染を削減するとともに、緑化などのスペースの有効活用ができること。車を共同利用することによって、社会全体の車の使用量を減らし、駐車場問題の解消・交通渋滞の緩和につながります。
スイスにおいては、車を手放した人の年間走行距離が16000kmから13000kmに減少し、その分ほかの公共機関利用や徒歩など環境負担の少ないものに移行しています。また、わが国においては、福岡市のカーシェアリング制の導入に際して、エコカーやハイブリッドカーが用いられています。より環境にやさしくなるとの報告結果が出ています。
環境省においては、2015年までに各企業をはじめ、車関連の企業に関しても今から二酸化炭素排出量3割削減を提示しています。今後、神奈川県民にも環境を意識していただくことで、カーシェアリング制度にきりかえて車の保有を控えながら低公害交通手段にシフトし、全体として住環境と地球の環境改善につなげていきたいのです。カーシェアリングは既に多くの国で導入されているので、そのシステムの良い部分を見習いながら、わが国、横浜にあった制度にしていくべきだと考えます。私は『カーシェアリング制』を時代の先を見据えたやや新しい画期的な政策として捉え、ぜひとも実現していきたいと思います。